知らないと本当に怖い!風邪薬の副作用
「なんだか喉がイガイガする」「朝からどうも熱っぽい」…これってやっぱり風邪の引きはじめ?そんなとき、とりあえず頼りにしているのが「市販の風邪薬」という人は、かなり多いのではないでしょうか。
とにかく休むヒマもない現代人。のんびり風邪なんて引いていられませんから、いつでも家庭に常備しておいて手軽に服用できる風邪薬は、たしかに便利なものですよね。
でも、そんな「いつもの風邪薬」にも、じつは重大な副作用の可能性があるということをご存じでしょうか。
大切な家族みんなが日常的に使うものだからこそ、その危険性や“いざ”というときの対処法について、充分に知っておく必要があります。
風邪薬の副作用の多くはアレルギー反応によるもの
風邪薬によって引き起こされる副作用の多くは、薬剤に対するアレルギー反応が原因といわれています。つまり花粉症など他のアレルギー症状と同じように、「いつ起こるか分からない」ということ。今まで大丈夫だった人でも、ある日突然に起こる可能性があるということを、しっかり認識しておきましょう。
具体的な症状としては、めまい・吐き気・じんましんなどをはじめ、人によってさまざまですが、ときには命にかかわるほど重い症状が現れることも。ここでは、こうしたとくに重篤な副作用についてまとめました。
アナフィラキシーショック
アナフィラキシーショックは重大なアレルギー反応の一つで、嘔吐・発熱・発疹、さらには呼吸困難や意識がなくなるといった激しい全身症状が、短時間に起こることが特徴。
ハチ刺されや食べものなどによって引き起こされることが知られていますが、風邪薬をはじめとした薬剤が原因で起こることも、決して少なくはありません。
スティーブンス・ジョンソン症候群
別名「皮膚粘膜眼症候群」とも呼ばれるとおり、全身の皮膚・粘膜・目に発疹や水ぶくれができ、高熱をともないます。
重症化した場合にはライエル症候群(中毒性表皮壊死症/TEN)といって、全身の皮膚がただれたり剥がれたり、さらには失明や死に至るような症状に進むことも。
この症候群もやはりアレルギー反応によって起こると考えられており、そのアレルギーの原因の一つとして、風邪薬や解熱・鎮痛剤などが挙げられています。
その他の副作用
そのほか、代表的な風邪薬の副作用としては、
- 間質性肺炎(肺の細胞と細胞のスキマを埋めている部分が炎症によって固くなり、呼吸しづらくなる)
- アスピリン喘息(咳・息苦しさなどの喘息症状と、鼻炎・鼻づまりなどが続く)
などがあります。
もし副作用が起こったときは?
風邪薬を服用したときに、めまい・頭痛・吐き気・皮膚のかゆみなどの症状を感じたら、その薬の服用をやめて、念のため医師に相談しましょう。
また、じんましん・息苦しい・意識がもうろうとするなどといった症状の場合は、重大な副作用の恐れがありますので、迷うことなくすぐに医療機関を受診することをおすすめします。
風邪は予防が肝心
風邪薬の使用はある程度は仕方ないにしても、副作用を考えると、やはりなるべく頼りすぎないようにしたいものです。風邪の症状を感じたら、まずはしっかり休むこと。
とくに睡眠時間はできるだけ充分に。もちろん、そもそも風邪を引かないように、普段から予防を心がけることが何より肝心です。うがいや手洗いなどはもちろん、規則正しい生活で体調を整えておきましょう。
また、サプリメントなどを上手に利用するのもおすすめ。とくに健康維持に役立つ成分として注目されているのが「プロポリス」です。
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