子どもに風邪を引かせない4つの知恵
子どもに風邪を引かせない4つの知恵
受験や学習発表会の日、子どもを万全の体調で送り出してあげたいと願うのは親の変わらない思いです。大事な日に風邪を引かない体を作るためには何に気をつけてあげればよいのでしょうか。
風邪の菌やインフルエンザのウイルスが体内に進入しても、打ち勝つ力があれば風邪を引くことはありません。その力こそ免疫力。免疫力をアップするのは「運動(遊び)・睡眠・食事」の基本の生活習慣と、「耐性をつける」ことです。
血液を循環させる~たくさん遊ぶ・運動する
免疫力の担い手である白血球やリンパ球などは、主に血液で全身を巡っています。血液循環がよいと細菌やウイルスを見つけやすく、早い段階で対処ができるため風邪をひきにくい体になります。
血液循環をよくするには、筋肉の動きがとても大事。筋肉の伸縮に伴い血管も伸縮、血液が流れやすくなります。本格的な運動ではなくても、子どもなら元気いっぱいに遊んでいたり、部活動などで体を動かしていれば十分です。
血液やリンパ液が流れれば免疫力が高まるだけでなく、体のすみずみまで酸素や栄養が行き渡って細胞が元気になるので、風邪を寄せつけにくくなります。
自律神経を整える~十分な睡眠・リラックス
行動的な時間とゆっくり休息する時間。メリハリのある生活が風邪を予防します。睡眠時間だけではなく、質のよい睡眠が免疫力をあげるためには必要です。
質のいい睡眠ができているかどうかは、目覚めたときにすっきり起きられるかどうかで判断してみましょう。すっきり起きられる場合は、体だけでなく脳もリフレッシュされている証拠です。
脳は自律神経や免疫系を含む体のコントロールセンターですから、しっかり休ませることが大事。受験生は生活が不規則になりがちですので、親が意識して睡眠やリラックスできる時間を確保してあげましょう。
また、子どもにも睡眠の一時間前から、テレビやパソコン、携帯電話などの画面を見るのを控えさせましょう。睡眠時間のコントロールが難しい場合は、リラックスできる空間になるようにアロマなどの香りを使うのもおすすめです。
体の機能を整える~食事
風邪にかからない体にする一番の基本が食事です。
バランスのよい食事
ありきたりですがバランスのとれた食事はとても大切です。特に風邪を引かない体にするためには、ビタミンやミネラルなど微量の栄養素が必須。いろいろな食材を使うことで、栄養成分をまんべんなく摂ることが理想です。
風邪を予防するのに特に必要なものが、ビタミンA・B1・B2・C。それらを多く含むものは、緑黄色野菜・豚肉・魚・果物とさまざま。多くの食材を使った食事が大事なことがおわかりいただけるでしょう。
体を温める食事
体を温める食材を食べて風邪を予防するのは、漢方の視点で日本でも古くから行われました。体が温まるのは血液が体のすみずみまで行き渡っている証拠ですから、免疫パトロールが全身で行われます。
鍋物やシチューなど温かい状態に料理することはもちろん、唐辛子をはじめとしたスパイスを使ったり、ショウガやネギなどの薬味をたっぷり添えたメニューにするとよいでしょう。
過剰に殺菌しない
体を温めて血液循環を促し免疫パトロールが全身を巡っていても、免疫の速やかな反応がなければ意味がありません。
免疫反応は以前に一度体内に入ったことのある菌やウィルスについては、素早く反応して撃退します。しかし、今までに見たことのない菌ではうまく反応せず、風邪の発症へと繋がります。
過剰なまでの除菌や殺菌は、体が本来持っている菌を殺し免疫力を低下させる場合があるので気をつけましょう。
風邪を怖がるのではなく体を整えましょう
子どもにも運動会や発表会、修学旅行や受験など絶対に風邪を引きたくない日があります。その場しのぎの策で防ぐのではなく、まずは生活習慣を見直して体を一番よい状態にすることが第一です。
体調管理の大きな割合を占める食事は、毎日バランスの良い食事を考えて作るのはとても大変です。そんなときは、無理せずに続けられるサプリメントを活用してみましょう。
自然舘のプロポリスは、ビタミンをはじめ、食事で取りにくい成分を豊富に含んでいます。忙しい大人だけではなく、一大イベントを控えたお子さまにももちろんおすすめ。自然舘のプロポリスは飲みやすい涙型カプセルなので、健康習慣にぜひ取り入れてみてください。
体の状態を整えて、風邪に限らず、病気にかかりにくい体づくりを目指しましょう。