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プロポリスとローヤルゼリーの違い

プロポリスとローヤルゼリーの違い

プロポリスとローヤルゼリーは違いがあるどころか、まったく別のものだということをご存知でしょうか。どちらもミツバチによって作り出されるものですが、成分も異なれば、健康食品としての扱いも異なってきます。

作り出す目的の違い

プロポリスは比較的最近の健康食品であることから、どことなくローヤルゼリーの高級版といったイメージでとらえられている方も少なくないようです。

しかし、この2種類はミツバチの作り出す目的がそれぞれ違います。

ローヤルゼリーとは

ミツバチの巣といえば六角形の部屋が整然と並んだ姿でおなじみですが、春になると、ところどころに不自然な突起状のものが作られます。

大きさも外見もピーナッツの殻のようなものですが、これは「王台」といって、女王蜂を育成するために作られた部屋です。王台は数個から十数個作られ、その中の幼虫は将来の女王蜂候補ということになります。

実はこの幼虫は他の働き蜂の幼虫と何ら変わることのない、まったく同じ種類のものなのです。つまり、たまたま王台に産み付けられた幼虫が女王蜂候補となるのです。ただひとつ違うところは、特別な食事が与えられるということ。

普通の幼虫には花粉が与えられるところ、候補生には働き蜂が摂取した花粉や蜜が体内で合成してできたものが与えられます。この乳白色をしたクリーム状のものがローヤルゼリーです。

ローヤルゼリーは高栄養

ローヤルゼリーを食べて育った女王蜂は、働き蜂にくらべて2~3倍もの大きさとなり、さらに寿命においては働き蜂が1か月程度のところ、3~4年と実に40倍もの長さになります。

さらに、女王蜂が羽化してからもローヤルゼリーは継続して与えられ、1日に2,000個もの卵を生み出すようになるのです。

ローヤルゼリーの栄養密度がいかに高いかが想像できますね。ビタミンBを例にあげますと、ローヤルゼリーの含有量はハチミツの10倍。
その言葉(Royal Jelly)どおりローヤルゼリーは「女王のゼリー」で、言わば女王蜂専用の食事なのです。

プロポリスとは

ミツバチの巣の六角形はハニカム構造といって、少ない材料で強度のある広い部屋が作られる完璧な構造とされています。たくさんの部屋が密集することで温度や湿度が保てるという特徴がありますが、反面、通気性が悪いという欠点があります。

高温多湿の環境はさまざまな外的から狙われやすいといえますが、ミツバチはプロポリスを巣に塗ることで、自分たちの巣を守っているのです。

巣を守るプロポリス

プロポリスはミツバチが採取してきた樹脂に自分の唾液などを混ぜ合わせて作り出したものですが、ローヤルゼリーとは違って女王蜂が食べるわけではありません。巣の入り口や隙間や壁に塗り付けられて巣を保護するために用いられるのです。

プロポリスは、外部からの微生物や、花粉を集めてきたミツバチ自体に付着してきたさまざまな外的から巣を守ることができます。また、プロポリスを塗ったミツバチの巣にはカビが生えません。

プロポリスの免疫機能に期待

ローヤルゼリーは女王蜂の栄養食、プロポリスは蜂の巣の保護材という、はっきりとした違いをおわかりいただけたでしょうか。

どちらもが私たちにとってはたいへん優れた健康食品ですが、さらに近年では健康への重要性が認識されていることから、プロポリスの品質向上も目覚ましいものがあります。

自然舘でも「すべては自然にある」をモットーに、自然から謙虚に学んだノウハウをつぎこんだ「自然舘のプロポリス」を、自信をもってお届けします。