プロポリスの品質の見分け方

プロポリスを試してみたいけれど品質選びの基準がわからない、という方も多いのでは。ネットショップでも専門店が多く、どれを買っていいのか悩みますよね。ここではプロポリスの品質の見分け方をご紹介いたします。

プロポリスを知ろう

プロポリスとは、ミツバチが樹液や樹皮、花粉などから集めた成分をミツバチの唾液と混ぜてつくる天然の物質のこと。

巣へのウイルスの侵入や外敵からの攻撃を防ぐ役目を持ち、防御力の源になる自然の物質ですので、人間が健康を維持するための栄養が多く含まれています。

そしてひとつの巣から採れるプロポリスには限りがあるため、とても希少価値があるのです。

プロポリスはブラジル産が最も高く評価されています。

攻撃性が強いことから別名「キラービー」と呼ばれるアフリカ蜂化ミツバチは、ブラジルに多く生息します。ミツバチたちは菌が繁殖しやすい亜熱帯で、自分の巣を守るためにプロポリスをつくりだすわけです。

アフリカ蜂化ミツバチはもともと防御本能が強い生物なので、プロポリスの採取能力が非常に高く、さらに行動範囲が広いので多くのプロポリスが生産できるのです。

ブラジル産がよいとされる理由には、風土や気候も関係しています。

アマゾンの熱帯雨林は高温多湿。自然界にとって非常に過酷な地域ですが、プロポリスはそういった環境下で強くたくましく育った植物を原材料としているのです。

プロポリスはアレクリンの成分が多ければ多いほど緑色が濃く、より上質で高価であるといわれています。ブラジルにはユーカリやアレクリンが繁茂しており、ともに古くから薬草として使われている植物であり、健康にもいい成分のひとつです。

品質を見極める際に気になるのが、プロポリスの濃度ではないでしょうか？しかし数値だけでは判断しにくいということを知ってもらうことも大切です。

プロポリスの濃度表示は大きく分けて2種類。屈折糖度計を利用した「BRIX値」と、水分やアルコール分を除いた「乾性エキス濃度（W/V%）」です。

BRIX値が50％前後であれば良質と言われています。

しかし、もともとプロポリスにはたくさんの有効成分が含まれており、その成分ごとに屈折率が違うため正確に測定することは至難の業。単にBRIX値が高いからといって良質とはいえないのです。

理想的な濃度は20～25％（W/V%）といわれていますが、こちらも高ければよいわけではありません。この数値が高いということは非常に濃く、逆に飲みにくいともいえます。

大切なのは、濃度や規格成分含有量が正しく表示されていること。そして質問や不明点に丁寧に答えてくれる、信頼できるお店かどうかがポイントになるのではないでしょうか。

毎日飲むことを考えると価格も重要ですね。プロポリスは高額なものから手軽なものまでと差が大きく、価格も違えば品質にも差が出てきます。

濃度が高いのに低価格、のような不自然な場合は、品質に見合った価格なのか販売店に確認するのもよいでしょう。産地や成分表示の有無も参考にし、コスト的に毎日無理なく続けられるものを選ぶことが大切です。

健康増進や健康維持のために、積極的に取り入れたいプロポリス。しかしパッケージのうたい文句や価格で判断してしまうなど、良質の商品を見極めるのはなかなか難しいものです。

自然舘では、お客様に安全と安心をご提供することを第一に考えています。安全性、そして高品質のをお約束し、みなさまのご健康に役立てていただければと思います。飲みやすさも追求した自然舘のプロポリスをぜひ一度お試しください。