人類とプロポリスの歴史

健康の秘訣として多くの人に愛用されているプロポリス。プロポリスがどのような歴史をもって私たち人類に関わってきたのかご存知でしょうか？クレオパトラもこよなく愛したプロポリスの深い歴史を探ってみましょう。

4000年以上前からの歴史ある伝承薬

プロポリスの歴史をたどっていくと、4000年以上昔の古代エジプトにさかのぼります。その頃エジプト人は、死者から魂が戻ってくると信じており、死者を保管するときに使われていたのがプロポリスです。

プロポリスは、美容や健康にかかわるさまざまな場面で活用されるようになりました。

エジプトの女王クレオパトラ。クレオパトラはバラや純金など、色々なものを美容に利用した話は有名ですが、なんとプロポリスも美容のために使っていたそうです。

古代ローマやギリシャの哲学者アリストテレスもプロポリスを活用していたことが書物からわかっています。古来からプロポリスについての記述が多く、だんだんと人類とプロポリスの関わりが深まっています。

18世紀のイギリスと南アフリカで起こったボーア戦争では、ワセリンにアルコールで抽出したプロポリス液を混ぜたものを、兵隊の傷口に塗布していたそうです。こんなに古くから自然のパワーを活用していたのだとわかると、非常に感慨深いですね。

西洋医学が発達しはじめると、ペニシリンなどの抗生物質が開発され、プロポリスはだんだん下火になっていきます。

ところがこの抗生物質の開発は画期的であった反面、人類のからだに副作用が起こったり、抗生物質に抵抗する耐性菌があらわれたりと、問題も引き起こりました。

そこであらためて、自然から生まれたプロポリスの安全性が評価されることとなったのです。

古くから世界で注目されてきたプロポリスですが、日本で認知されたのは1985年のこと。

名古屋で行われた国際養蜂会議で、各国の研究者がプロポリスの成分について発表したのです。これをきっかけに日本でもプロポリスの存在が知られ、研究がぐんぐんと進みました。

そして現在では認知度も定着し、ドラッグストアにも置かれています。サプリメントだけでなくスプレーやキャンディー、歯磨き粉などにも利用され、日常でわたしたちの健康を支えてくれています。

大昔より歴史をつむいできたプロポリス。いろいろな使われ方をして人類が助けられてきましたが、本当に有効なものであるからこそ、長い間愛用されているのです。

自然舘ではプロポリスを専門に扱っています。ミツバチからの素晴らしい贈り物であるプロポリスで、多くの人の健康をサポートしたいと考えています。

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