疲れ・ストレスが引き起こす、免疫力の低下にご注意!
カラダに溜まった疲れやストレスは、放っておくと免疫力の低下を引き起こしかねません。なにかと慌ただしく、寝込んではいられない時期だからこそ、意識的に疲れやストレスをコントロールして、免疫力の維持を心がけましょう。
疲れ・ストレスと免疫力の関係
つぎつぎとイベントが続き、仕事や家事もますます忙しくなるこの時期は、どうしても疲れやストレスがカラダに溜まってしまいがち。「なかなか休めないから」と言ってムリをしてしまう人も多いのですが、長く続く疲れ・ストレスは、免疫力の低下を招く恐れがあります。
疲れやストレスを感じたとき、体内ではアドレナリンやコルチゾールというホルモンが分泌されます。これらのホルモンは、代謝を高めたり白血球を増やしたりなどといった働きをもつもの。つまりこのときのカラダは、疲労・ストレスによるダメージを防ぐために、免疫力が高い状態になっているということです。
ところがアドレナリンやコルチゾールは、過剰に分泌されると、逆に免疫の機能を抑えるように作用してしまいます。疲れやストレスの溜まった状態が長く続けば、これらのホルモンが過剰分泌されるようになり、結果として免疫力の低下につながることにも。
そうなると、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなり、しかも寝込むほどに重症化することも多いため、かえって長く休まなくてはならなくなるかもしれません。
疲れやストレスをコントロールするには
疲れやストレスをコントロールして、免疫力を維持するためには、やはり日頃の生活習慣を整えることが肝心です。
ぐっすり睡眠
睡眠不足は、疲労・ストレスを増加させるもっとも大きな原因の一つ。成人の理想的な睡眠時間の目安は7~8時間といわれています。夕食や入浴など、就寝前のスケジュールを見直して、充分な睡眠量を確保してください。
もちろん量だけでなく、眠りの質も大切。飲酒を控える、寝室の灯りを調整するなど、ぐっすり気持ちよく眠れるような工夫を心がけましょう。
しっかり栄養
時間がないからと、ついつい食事がおろそかになっていませんか?
必要な栄養が不足すると、カラダは正常な免疫力を保てなくなってしまいます。なるべく決まった時間に、バランスのよい食事をとって、疲れやストレスに対抗するための栄養を、いつもしっかり補給しておくことが大切です。
きっちり休憩
あと少し、もう少し…と言いながら、いつまでも仕事の区切りがつけられないという人も多いもの。でも、ムリに詰め込みすぎても、あまりパフォーマンスは上がらないかもしれません。また、疲労・ストレスが重なって、免疫力も低下してしてしまいます。
「休むことも仕事のうち」と心得て、忙しいときほど計画的にきっちり休憩をとって、効率的に片付けていきましょう。
元気を支える「守るチカラ」
免疫力は、私たちのカラダが本来持っている、自分自身を「守るチカラ」です。睡眠・栄養・休憩でカラダをいたわり、元気を支える大切なチカラを、しっかり維持していきたいものですね。
ミツバチがつくり出すプロポリスも、自然に育まれた「守るチカラ」。ビタミンやフラボノイドなど豊かな成分が、免疫の働きをサポートします。ご家族皆さまの健やかな毎日に、ぜひお役立てくださいませ。