認知症の予防につながる食習慣の改善
一度発症すると、完治が難しいとされる認知症。だからこそ、毎日の予防が大切です。今回は、認知症の予防につながる生活習慣の中から、食生活についてご紹介します。
食生活が認知症予防につながる
認知症の種類であるアルツハイマー型認知症は、高血圧や糖尿病との関係が知られています。また脳血管性認知症も、高血圧や動脈硬化など生活習慣病が因子のひとつ。
こうした生活習慣病は、毎日の食生活が大きく影響し、予防のためには食生活の改善が良いとされています。
注意したい食生活ポイント
具体的にどんな食生活が認知症予防には良いのでしょうか。まずは注意したい食生活のポイントを見ていきましょう。
塩分やコレステロールの摂り過ぎに注意
塩分やコレステロールの摂り過ぎは、動脈硬化を引き起こします。脳の活動や働きが悪くなることで発症する認知症にとって、動脈硬化は大敵です。日頃から、塩分やコレステロールを摂り過ぎないようにしましょう。
また活性酸素は、体内の悪玉コレステロールを酸化させます。この悪玉コレステロールの酸化作用は、動脈硬化に繋がる一因に。アルコールを分解する際も活性酸素が発生するので、こちらも適量を摂取するよう心掛けましょう。
野菜や青魚を積極的に摂取
認知症予防に繋がる食生活について見ていきましょう。それぞれの予防に良いとされる食品ごとにご紹介します。
緑黄色野菜
ビタミンは認知症予防に良いとされる成分です。なかでもビタミンCやビタミンEは活性酸素の酸化を抑える、抗酸化ビタミンと呼ばれています。
ビタミン摂取の代表格は、やはり緑黄色野菜。緑黄色野菜には、βカロチンやミネラルも含まれており、これらの成分も認知症予防に良いとされています。
青魚
お肉と魚で迷ったときは、魚を選んでみてはいかがでしょうか。魚のなかでもアジやサバなどの青魚は、DHAやEPAを多く含む食材で、このどちらも健康的な食生活をサポートしてくれます。
肉に偏りがちが食生活だからこそ、魚料理を献立に入れてみましょう。
赤ワイン
アルコールを飲むなら赤ワインがおすすめです。赤ワインに含まれるポリフェノールは、脳の活性化に良いとされています。
しかし先ほども述べたように、アルコールの飲み過ぎは活性酸素の増加を引き起こします。「酒は百薬の長」と言いますが、適量を守っておいしくいただきましょう。
健康な食生活で認知症予防
認知症は、日々の食生活から予防していくことができます。毎日の食事から認知症を予防し、健康的な生活を送りましょう。
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