お散歩気分で始めよう！「ちょっとそこまでウォーキング」

真夏の暑さが落ちついて、だんだん過ごしやすくなるこの季節は、スポーツや運動をはじめるのに最適。日頃の運動不足の解消には、お散歩気分で気軽にはじめる「ちょっとそこまでウォーキング」がおすすめです。

「ウォーキング」で、今年こそ「スポーツの秋」に

ギラギラとした真夏の陽射しが和らぎ、澄みわたる空に心地よい風を感じたら、季節はもう秋。一年でもっとも過ごしやすい季節の到来です。
さわやかな気候に誘われて、なにか新しいことを始めようかなと思ったなら、今年こそ「スポーツの秋」を目指してみてはいかがでしょう。
でも日頃あまり運動していないという方の場合、いきなり本格的なスポーツに挑戦するのは難しいかもしれません。

そこでおすすめなのが、ウォーキング。
といっても、はじめからたくさん歩く必要はありません。まずは「ちょっとそこまでお散歩する」くらいの感覚で、出かけてみることからスタートしましょう。

「ちょっとそこまでウォーキング」の効果

「ちょっとそこまで」くらいで効果があるの？と思う方もいるかもしれません。
でもじつは、ふだん意識して運動に取り組んでいない方や、そもそも運動が苦手といった方の場合、生活の中でまったく運動をしていないということも多いもの。
それだけに、ごく軽い運動でも、カラダにいろいろな刺激を与えることができるのです。

少しずつステップアップ

たとえほんの少しでも、歩いたことによる刺激が筋肉や骨格に伝わることで、それらの組織が少しずつ強化されはじめ、また固くなっていた関節もだんだんと動かしやすく変化していきます。
そうしたら次は、もう少し遠くまで歩いてみる、あるいはちょっと早足で歩いてみるなど、運動の強度を無理のない範囲で高めてみましょう。
こうして徐々にステップアップしていくことで、はじめは「ちょっとそこまで」でも、やがてはかなりの運動量をこなせるようになっていくのです。

脳や自律神経にも

「ちょっとそこまでウォーキング」による刺激は、脳や自律神経の活性化にも役立ちます。
カラダを動かすことそれ自体はもちろん、毎日ちがう自然の光や風などを感じること、あたらしいお店や通ったことのない道などを発見することといったすべての体験が、脳や神経系の働きを高め、ストレス解消にもつながるといわれています。

「ちょっとそこまでウォーキング」のポイント

「ちょっとそこまでウォーキング」を行うときのポイントとしては、とにかく「無理をしない・焦らない」ことが大切。
息が上がってしまうほどに速く歩いたり、足が痛くなるほど遠くまで行ったりなど、あまりに無理をしたのでは嫌になって続けられないばかりか、思わぬ怪我などにもつながりかねません。
自分に合ったペースでゆっくり続けていけば、いずれかならず効果を感じることができるはず。結果を焦らず、歩くことそのものを自分らしい方法で楽しみましょう。

運動のための栄養補給も忘れずに

「ちょっとそこまで」の軽いウォーキングとはいえ、運動することには違いありません。せっかくの刺激を効率よく活かすためにも、毎日の食事から運動に必要な栄養をしっかり補給することも大切です。

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