0120-415-328 受付時間10:00-18:00(土日祝日除く)

今だから知りたい「低糖質」のメリットって?

今だから知りたい「低糖質」のメリットって?

近年すっかりなじみのある言葉となっている「低糖質」。「ロカボ」とも言われ、おもにダイエットや健康に関する用語として知られています。「低糖質」を掲げる食品も数多く登場して、生活スタイルの一つともなってきている今だからこそ、あらためてそのメリットを知っておきましょう。

そもそも「低糖質」とは?

低糖質というのは、文字通り「糖質の割合が低い」という意味ですが、そうした性質をもつ飲食物や食習慣、健康法などをさす言葉として広く使われています。

そもそも「低糖質」とは?

糖質は、たんぱく質・脂質と並んでカラダのエネルギーのもととなる「三大栄養素」のひとつであり、私たちのさまざまな活動を支えている成分。甘い砂糖に代表される糖類のほか、ご飯やパンといった主食に多い成分「でんぷん」などを含みます。カラダの運動はもちろん、記憶や思考などといった脳の活動や、心臓・肺をはじめ内臓の働きも、すべて糖質をエネルギー源としています。

現代の食生活は、糖質は摂りすぎになりやすい

そんなカラダに欠かせない糖質ですが、必要以上に摂りすぎてしまうと体内で余った分は中性脂肪となって蓄積され、肥満などさまざまな健康障害の原因となってしまうことも。じつは「飽食の時代」ともいわれる現代の食生活では、どうしても糖質は摂りすぎになる傾向があるといわれています。
そこで、普段の食事に含まれる糖質の割合を低くして摂りすぎを抑えて、健康に役立てようということで「低糖質」が話題となりました。

低糖質のメリット

もともと単なるダイエット法として知られるようになった低糖質ですが、最近ではより新たなメリットも期待されるようになっています。

メリット1:肥満をふせぐ

低糖質のメリット1:肥満をふせぐ

低糖質のもっとも分かりやすいメリットは、もちろん「肥満を防ぐ」ということ。
肥満は、糖尿病や高血圧症をはじめさまざまな生活習慣病の原因のひとつだといわれています。また、体重が増加することによって、骨や関節に物理的に負担がかかり、膝や腰などの痛みを引き起こすことも。
低糖質な食生活によって肥満を防ぐことは、こうしたトラブルからカラダを守り日常生活の質を維持するうえで、とても重要であるといえるでしょう。

メリット2:老化を防ぐ

低糖質のメリット2:老化を防ぐ

さらに最近では、低糖質な食生活は「老化を防ぐ」というメリットについても研究されています。
余分な糖質はカラダの中でたんぱく質と結合・変質し、AGEsという有害な物質となって細胞を傷つけてしまうのだとか。こうして傷ついた細胞が蓄積してゆくと、血管や内臓、骨や皮膚などあらゆる組織の機能を低下させ、やがて老化となって現れます。
低糖質で糖質の摂りすぎを抑えることでAGEsの発生を減らせば、老化を防ぐ助けになると考えられているのです。

糖質の減らしすぎには注意

糖質の減らしすぎには注意

健やかでハツラツとした毎日のために、そのメリットを積極的に活かしていきたい「低糖質」。とはいえ、あまり極端に糖質を減らしすぎるのはNGです。もともと糖質はカラダに欠かせない重要なエネルギー源ですから、不足が続くと倦怠感やイライラ、免疫力の低下など、かえって不調を招きかねません。あくまでも適度に低糖質な食生活を、ゆるやかに続けていくことを目指しましょう。